杉並区某所で経験したボッタくり事例のご紹介。
遺品整理というと高額な費用が掛かるイメージがあるという方も多いと思います。
何時かはやらなければならない
子供たちに迷惑をかけないように
等々、思うところはあるものの費用面や心理的な後ろめたさなどがあり決心がつかず、ズルズルと時間だけが過ぎていく…。
遺品整理や実家の片付けアルアルです。
そんな思いがありながらも決心し、数社に見積もりをかけたところ100万円もの高額見積もりをされてしまった事例を注意喚起もかねてご紹介したいと思います。
あわせて、業界の裏話を少しだけ一緒に掲載しておきますので遺品整理業者を選定する際の参考にしていただければと思います。
できるだけわかりやすくするために会話形式で書いていきますので、悪徳業者に騙されないためにちょっと読んでみてください。
※スマートフォンからのみご利用可能です。
この前の片付けの見積もりで100万の査定したつわものがいたんだよ。
えっ100万!
そんなに物量があったんですか?
いや、普通の量だったよ1tトラックで4台分くらいかな。
4LDKの一軒家だったし平均的な物量じゃない。
はっ?その量で100万円ってつわものっていうかボッタくりじゃないですか
そうだね、因みにうちの見積もりは319,000円でもう一社は330,000円だったから相場の約3倍だね。
ですよね~、でも319,000円は少し安くないですか?
買取りできるものが少しあったから相殺したんだよ、買取品がなかったら330,000円のもう一社に負けてたかもね。
最近は、競合他社も増えて結構ぎりぎりの値段で見積もり出しますもんね~
そんな時代に100万って昭和かよっ!って突っ込みたくなりますね(笑)
そうだね~、昔は物凄く儲かったって先輩たちが言ってたから遺品整理100万とか当たり前にあったんあだろうけど令和の現代じゃありえないね(笑)
遺品整理業務で100万円の見積もりを出すことは絶対にないかと問われれば「絶対にないとは言い切れない」というのが正しい答えになると思います。
しかし、上の会話にもあるように一般的な戸建てやマンション住まいの方のお宅であればそんなに高額になることは稀で生活していた時のままの状態でも3LDK~4LDK程度のお宅で30~40万円程度が相場になります。
さらに、買取品や無料引取できる品が多ければその分安くなりますしそもそもの物量が少なければ10万円を切ってくることもなくはないです。
3LDKのお部屋で100万の見積もりになる場合は、天井付近まで物であふれ人の出入りすら困難な状態になっているほど物が詰め込まれているようないわゆるゴミ屋敷状態になっている場合くらいでしょう。
一般のご家庭の片付け代行業で三桁万円なんてまずありえません。
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この前見積りで負けちゃってさ~
珍しいですね~、そんなに安いところだったんですか?
1tトラック5台分くらいの物量で、うちが40万円で相手が39万円だったって言ってたから僅差で競り負けちゃった感じだね~。
普通に相場価格で負けちゃってますね(笑
でもなんで競り負けちゃったんでしょうね~。
いや~、買取りとか無料引取できる物が絶望的に無い案件でさ。
普段なら買取りで費用削って安くするんだけど、それが何にも無いとさすがに厳しくてね~
あぁ、買取が強いですもんねブルーオーシャンさんは。
前に見積もり同行させてもらったときデカい角張ったラジカセ3個とか大昔の扇風機とか錫の食器とか色々買い取って、5万も値引きしててびっくりしましたよ
あぁ、あれね(笑
ラジカセに至っては壊れてたし、お客さんもびっくりしてたね(笑
あんなの買い取って採算合うんですか?
勿論利益は出るよ、少ないけど(汗
あれを買い取る勇気は自分にはないな~(笑
うちは、もともと買取りをメインにやってるリサイクルショップだからね~
知識量が段違いなのさ!
まあ確かに(苦笑
うちも、買取りも同時にしますって謳ってはいますけど実際買い取るものってほとんどないですもん。
そもそも、どれが価値のあるものなのかわかんないし。
どれが売れるものなのか知識がないと見分けるのは難しいもんね~
うちは遺品の買い取りだけの依頼も結構受けるから、その辺の知識がないと商売成り立たないのよ。
えっ、買取りだけの依頼も受けてるんですか?
うちだったらお断り確定案件ですよ(笑
処分しか受けないっていう会社も多いからね~
そんなんだと、本当は売れる品物も捨てちゃったりしてんじゃないの?
全然捨ててると思いますよ、わかんないんで(笑
もったいない(笑
遺品の買い取りと、整理業務は全くの別物なのです。
遺品整理業者を探していると
「買取りも処分も一括でお受けします!」
という広告を出している業者がいくつかあるのがわかると思いますし当店でもそのような広告を出しています。
そのような広告自体が悪いというわけではないのですが、買い取りもしますと謳っておきながら実際には買取りに関する商品知識が非常に乏しく、全然買取りをしないという業者は非常に多いので注意が必要です。
とはいうものの、私自身経験がありますが全く買い取りができるものがないという案件も確かに存在するのでお客様側からその業者が
を判断するのは至難の業だと思いますし、現実的には不可能に近いと思います。
ですが、その業者が本当に遺品買い取りを行う業者なのかどうかを判断する簡単な方法があります。
それは
「買取りだけでも対応してくれますか?」
この質問を問い合わせ時にするだけです。
答えがYESなら本気でしっかり買い取りをやってくれる業者でしょうし、NOなら処分メインで買取りは不得意な業者である可能性が高いです。
因みに、当店ブルーオーシャンプラスでは「買い取りと無料引取だけ」の遺品買取りに対応しておりますのでご安心ください。
少し宣伝でした。
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遺品整理作業真最中にしたバイトさんとの会話。
こうやって実際に作業してると案外物が多いもんなんですね~
そうだね、住んでるときは気にならないもんだけど運び出すと「こんなに物であふれたのか!」って驚いちゃうよね。
でもこれ全部捨てちゃうんですよね~
なんかもったいないな~
いや、全部が全部捨ててしまうわけじゃないよ
えっ、捨てないんですか?
じゃあ、どうするんです?
リサイクル資源として活用できる物は資源屋さんに引き渡すし、海外で需要があるものは輸出業者に引き渡して再利用されるよ。
そうなんですね~
どこに輸出されるんですかね?
東南アジアが多いみたいだよ。
へぇ~日本で需要がない物でも海外ではまだ使ってもらえるものもあるんですね~
捨ててしまうのは忍びないけど輸出してまだ使ってもらえると思うとちょっと気が楽になるよね。
でも、分ける作業が増えて大変ですね~
しっかり働いてくれたまえ!
バイトさん!
は~い
遺品整理で買取りをしたものや無料引取をした品物は日本で再販売され利用されるというのは想像しやすいと思いますし実際そうなります。
では、有料引取になった品物はどうなるのか?
気になる方もいらっしゃるかと思います。
すべての品物は捨てられてしまっている
そのように思われている方も多いかもしれませんが、実際は非常に細かく分別をされて資源として再利用が可能な品物はそれに対応したリサイクル工場や引取窓口に搬送されリサイクルされます。
また、当店では資源化が難しい品物の中で日本での需要がなくなってしまったものの海外ではまだ需要が見込める品物については積極的に輸出を行い、安易に処分することなく物が循環し利用されるように努めています。
手間がかかる割に費用の圧縮にはあまり役立たないケースもあるため、何でもかんでも捨ててしまう業者もいます。
そのような業者のほうが人件費を節約できる分安い料金だったりする場合もあります。
しかし、それまで生活の一部として使われていた品々を捨ててしまうのは忍びないとお考えのお客様は多少料金的に高くとも、思い出の品々が海外でまた活躍する道を与えることができる海外輸出対応業者を選ぶとよいと思います。
※スマートフォンからのみご利用可能です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
最後にこちらのページで事例を挙げながらご説明してきた整理業者・片付け代行業者選定における大切な3つのポイントをまとめますと
といった感じになります。
勿論当店ブルーオーシャンプラスもこの三つに対応しておりますし、ネット検索で上のほうにあっただけや口コミサイトで激安だったというように少ない情報だけで安易に選定しなければ同じように良心的な業者を探し出すことはそれほど難しくはありません。
当店ホームページの情報がお客様の遺品整理業者選びの参考となり、よりよい業者様とのパイプ役となれたなら幸いです。
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